Foro Romano(フォロ・ロマーノ)
歴代の執政官や皇帝が神殿を築き、元老院や裁判所が置かれた古代ローマの政治・経済・文化の中心であった公共広場。これがまた広い。奥の左に見えるのが、フォロ・ロマーノ最大の建物マクセンティウスのバジリカ。これはまたビックリするほど大きい。
一度は荒廃したものの、19世紀になってから発掘・修復が続けられている。至るところに遺跡が転がっており、これが千数百年前のものかと思うと、なんとも不思議な気分。
奥右はコロッセオ。
↑Arco di Tito(ティトゥスの凱旋門)
ドミティアヌスが、父と兄のエルサレム占領を記念して81年に建設。
現存するローマ最古の凱旋門。
↑Tempio di Antoniusu e Faustina
(アントニヌスとファウスティーナの神殿)
アントニヌスが亡き妻ファウスティーナに捧げた神殿。中世にはサン・ロレンツォ教会として利用され、当時のファサードの列柱が残る。
アントニヌスも共に、この神殿に眠る。
●以下はフォロ・ロマーノにある建物の数々。全ては載せきれませんが、どれをとっても見ごたえ充分。
↑Tempio di Vesta
(ヴェスタの神殿)
火の女神ヴェスタを祭り、紀元前6世紀に建立された神殿。
現在あるコリント式列柱の遺構は1930年代に修復されたもの。
↓相変わらずどこにでも転がってる遺跡達。